M5Stamp picoを買ってみた

M5 stamp pico ダウンローダ付き

本体だけだとプログラムを書き込めない

USBシリアル変換用のICが基板に実装されていないので、別に書き込みマシンが必要です。でも大丈夫。DIYキットというのがあり、これを買えば、ダウンローダがついてきます。

M5Stamp Pico DIY Kit – スイッチサイエンス (switch-science.com)

Arduino IDEで環境構築

開発環境はUIFlow、Arduino、MicroPythonの3パターンのようですが、今回はArduinoでプログラムを書いてみます。

メニューのファイルから環境設定をクリック。

追加のボードマネージャURLでテキストボックスの横にあるアイコンをクリックして、下のリンク先をコピーして、テキストボックスに貼り付けます。

https://m5stack.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/resource/arduino/package_m5stack_index.json

次にツールからボードマネージャを選択します。

下のようにM5Stack用のライブラリをインストールします。

インストールが済むと、ボードリストからSTAMP-PICOが選択できるようになります。

次にSTAMP-PICO用のライブラリをインクルードします。

ボタンをクリックすると、環境によっては、下の画面がでますが、Install allをクリックして、インストールをすすめます。

インストール作業はこれでおしまいです。次に下の写真のようにダウンローダとSTAMPをつなげ、USBケーブルでPCと接続します。

デバイスマネージャからCOMポート番号を調べます。自分の環境ではCOM10として、認識されました。

シリアルポートをCOM10に設定します。

下のリンクにサンプルコードがあったので、これをコピペして、書き込んでみます。

m5-docs (m5stack.com)

#include "Arduino.h"
#include <FastLED.h>

// How many leds in your strip?
#define NUM_LEDS 1
#define DATA_PIN 27

// Define the array of leds
CRGB leds[NUM_LEDS];

/* After STAMP-PICO is started or reset
  the program in the setUp () function will be run, and this part will only be run once.
  After STAMP-PICO is started or reset, the program in the setup() function will be executed, and this part will only be executed once. */
void setup() {
  FastLED.addLeds<SK6812, DATA_PIN, RGB>(leds, NUM_LEDS); // GRB ordering is typical
}

/* After the program in setup() runs, it runs the program in loop()
The loop() function is an infinite loop in which the program runs repeatedly
After the program in the setup() function is executed, the program in the loop() function will be executed
The loop() function is an endless loop, in which the program will continue to run repeatedly */
void loop() {
  // Turn the LED on, then pause
  leds[0] = 0xf00000;
  FastLED.show();
  delay(500);
  // Now turn the LED off, then pause
  leds[0] = 0x00f000;
  FastLED.show();
  delay(500);
}

無事にLチカができました。

ちなみに接続が不安。

ダウンローダとStamp picoをハンダなしで接続していると、接触不良になり、たまにプログラムが書き込めません。

STAMP側にメスのコネクタを立てれば、よいのでしょうが、使い方が制約されてしまうし、なんだかな~って感じです。

そこでこんなのを作ってみました。

ブレッドボードに差しつつ、ダウンローダ専用の接続口を設けてます。ついでにI2Cのコネクタも出しておきました。これで回路の邪魔せずに自由にプログラムの書き込みができます。

これを使いつつ、次回は、アナログ入力とI2Cを使ってみます。

M5 STAMP PICO🙌

Switch Scienceで販売はじめました

在庫があまりありませんが、興味あれば、どうぞ。

M5Stamp PICO用ブレッドボード変換基板

M5Stamp Picoをブレッドボードに接続するための便利な変換基板です。 M5Stamp Picoには合計19個の入出力端子がありますが、端子がコの字状に配置されているため、ブレッドボード使用時には、全端子を利用することができません。本基板は、M5Stamp Picoと亀の子で接続し、すべての端子とブレッドボード上でアクセスできるようになります。 また、基板上にgrove互換コネクタを3つ配置しており、ジャンパ設定によりI 2 Cおよびアナログ入力の切り替えが可能になっています。 純正プログラマ用の専用コネクタや、電源供給用のUSBコネクタ(マイクロUSB Type B)なども実装しており、 M5Stamp Picoをつかった開発の利便性を向上させることができます。 特徴 亀の子接続で、全端子、ブレッドボードでアクセス可能 3つのgrove互換コネクタでアナログ/I2Cの接続が可能(ジャンパで切り替え) プログラマ専用コネクタでプログラマときっちり接続し、接続不良を解消 電源供給用USBコネクタあり 仕様 内容物 資料

2件のコメント

  1. take_embedded様
    とても参考になりました。私も現在picoがなかなか読み込みができなく困っております。今回の記事でpicoを固定するプレッドボード変換基盤にとても興味を持ちました。お手数ですがどの変換基盤を元に作ったのか教えていただければとても助かります。

    1. コメントありがとうございます。
      接触悪いですよね;
      変換基板は自作なんです。
      どこかで似たような基板見かけたので探したら見つかるかもしれません。
      すいません、具体的な商品名を忘れてしまいました

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