bxl形式のライブラリをkicadに読み込む

bxlファイルとは、Accelerated DesignsのBXLフォーマット(Xlator DataBaseフォーマットと呼ばれる)で、作成された電子データファイルPCBフットプリントと回路図シンボルの両方を指定できます。 PCB情報をベンダー中立フォーマットで配布するために使用されます。

ベンダーがネット上で公開している回路図シンボルやフットプリントはこの形式である場合があります。

Ultra Librarianで変換

ultra librarianという無償アプリがあるので、これで、kicadが読み込めるフォーマットに変換できます。アプリは下のサイトからダウンロードできます。

Ultra Librarian

アプリのダウンロードには、ユーザ登録が必要です。下が起動後の画面。

ファイルの変換手順は、下に示すように3ステップです。ちなみに左画面にフットプリント、右画面にシンボルが表示されます。

出力先は、下の通り。ドライブの直下にフォルダが作成されます。

KiCad6での対応

KiCad6だとシンボルのフォーマットが*.libではなく、*.kicad_symになっているので、そのままだとシンボルの編集ができません。下の画面で、右上の”シンボルライブラリーを管理”をクリックします。

クリックすると、シンボルライブラリーが表示されるので、インポートしたlibファイルを選択して、ライブラリ移行をクリックします。

下のように*.kicad_symが生成されました。

以上です。

Ultara Librarianばんざい。

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